マイストーリーその８【スペインから帰国】｜姫路市でフラメンコを習うなら【Tea House Flamenco】

マイストーリー、長くなってしまっていますが、その８は日本に戻ってからのことを。

まるまると太ってスペインから帰国しました。

今の体重よりも、１０ｋｇ位多かったです（笑）

顔もまるまるとしていて、目も細くなって、二の腕もお腹も大きかったです。

セビージャでほぼ1日中いろんな先生のレッスンを受けてかなりのカロリーを消費していたと思いますいまが、それ以上に毎晩夜中にたくさん食べていたので。。。

フラメンコ仲間たちがバルに集まるのって、22時頃からなのです。

タブラオ（フラメンコが観られるレストラン。タブラオのことだけでも書きたいことは沢山ありますが、今回は割愛しますね。）にもよく行きましたが、そちらも開始時間は遅く、対岸のトリアーナ地区のタブラオなんて、0時にショースタートでした。

ということで夜中に飲み食いする毎日が続けば、いくらお昼間にたくさん動いているとはいえ、工夫をしないと、太ってしまいます。。。

でも、好きな時に好きなだけ飲んで食べても太らない体だったらいいのに！というその時の思いが、実はのちの”太らない体作り”につながるのですけれどね(#^^#)

今は好きな時に好きなものを食べたり飲んだりしていますが、あまり太りません。その話はまた別の機会に。

こうしていると、書きたいことがたくさんでてきますね( ^^) 

帰国後も、スペインに行く前に所属していたフラメンコスクールで教えることを再開しました。

生徒さん達や先輩講師さん達、ギタリストさん達にも

「ふっくらしましたね～」

と言われました（笑）

フラメンコだけに偏らず、まだまだいろんな経験がしたかったですし、フラメンコを教えたりショーに出るだけでは生活できなかったので、お昼間は会社勤めをすることにしました。

フラメンコをしたかったので、条件としては

①土日祝休み（ショーに出るため）

②17時頃までの勤務

③フラメンコスタジオの近く

という3点は譲らずに、今での経験をなるべく活かせる仕事を探しました。

ということで、某メーカーで貿易事務の仕事をすることに。

面接の時にはっきりと、

・基本的に定時退社

・休日出勤はしません

・夜はフラメンコをしたいから

・その分集中して定時までに成果を上げます

と会社に伝えました。

ありがたいことに採用して頂けました。

最初に就職した会社でその条件が満たされていないために退職したので、そこははっきりさせておかないと、またずれてくると思ったからです。

「一度きりの人生、思いっきり楽しむ！」優先順位がはっきりとしていました。

そして、ありがたいことに、一緒にお仕事をさせて頂いていた方たちは、同僚、先輩、上司、取引先など素敵な人たちばかりでした。

ということで、生活としては

平日17時までは会社、その後フラメンコクラスもしくは英語クラスで教える、という生活パターンでした。

英語はたのまれたからということもありますが、話す楽しさ・わかる楽しさを伝えたいという気持ちがあったのと、自分自身の英語力をキープ、ブラシュアップするためにも教えていました。

そのことが現在のTea House Englishへとつながっています。

英語にしてもフラメンコにしても、もともとは

「先生になるぞ！」

と思って始めたことではなく、リクエストがあったから

「やってみようかな。」

ということで始まりました。

勿論不安がなかったわけではありませんが、まずは何でもやってみよう、という性格。

でも、スタートすると、フラメンコにしても英語にしても、教えるということをしてみてよかったなとすぐに思いました。

生徒さん達に「楽しい！」「わかりやすい！」「仕事の疲れもふっとびました!」

などと喜んでもらえること、それを目の前で直接感じられることがまず嬉しかったのと、

生徒さん達の成長が目に見えてわかることに感動しました。

当時まだ子供はいませんでしたが、全くフラメンコに触れたことがなかった人が少しづつ踊れるようになっていく姿、成長していく姿をみていて、フラメンコ０歳児、1歳児、2歳児・・・子育てってこんな感じなのかな？と思ったものです。

子供がいる今は、まさにそう思います。

生徒さん一人一人がかわいいし、それぞれのストーリーがありますし、いろんな成長を見せて頂いています。

それぞれの人生の一部に関わらせてもらえているなんて、なんてありがたいことなのだろう、と思います。

教えるという機会を頂いたことに感謝しています、

さて、マイストーリーも終盤です。

次回位が最終回になるかと思います。書き出すとまた長くなるかもしれませんが（笑）

↑こちらの写真はスペインに行く前かな。。。

現在は閉館している新神戸オリエンタル劇場で踊ったときのもの。